純チタンのセカンドピアスはつけっぱなしで大丈夫？ケア方法も解説

2025年10月12日

Liora専属ライターのMioです。
セカンドピアス選び、本当に悩みますよね。ファーストピアスを卒業して、やっと好きなデザインを選べる！と心躍る半面、「この素材は自分に合うかな…」「かぶれたりしないかな…」という不安な気持ち。

その気持ち、よく分かります。私も昔、デザインの好みだけでセカンドピアスを選んで、肌トラブルに悩んだ経験があるんです。何度も付け外しをしたり、色々な素材を試したりする中で、ピアスホールが不安定になってしまったこともありました。

そんな試行錯誤の末にたどり着いたのが、肌に優しい素材を選ぶことの大切さでした。

この記事では、そんなセカンドピアス選びに悩む方へ向けて、特に人気の素材である「純チタンのセカンドピアス」に焦点を当て、「つけっぱなしにしても大丈夫？」という疑問に、正しいケア方法とあわせて詳しくお答えしていきます。

あなたのピアスライフが、もっと快適で楽しいものになるためのお手伝いができれば嬉しいです！

セカンドピアスを「つけっぱなし」にする理由と注意点

まずはじめに、なぜセカンドピアスは「つけっぱなし」が基本とされているのか、その理由と注意点について確認しておきましょう。

ファーストピアスを外した直後のピアスホールは、まだ皮膚が薄くデリケートな状態です。一見、傷が治ったように見えても、内部はまだ完全に安定していません。

この時期にピアスの付け外しを頻繁に行うと、以下のようなリスクがあります。

こうしたトラブルを防ぎ、丈夫で安定したピアスホールを完成させるために、セカンドピアスは数ヶ月〜半年ほど「つけっぱなし」にすることが推奨されています。

長期間つけっぱなしにするセカンドピアスだからこそ、選び方にはいくつかポイントがあります。

肌に優しい素材を選ぶ
汗や皮脂、体液に触れ続けても金属が溶け出しにくく、アレルギー反応のリスクが低い素材を選ぶことが最も重要です。
引っかかりにくいデザインを選ぶ
就寝時や着替えの際に引っかかりにくい、シンプルで凹凸の少ないデザインが適しています。スタッドタイプや、小さなフープタイプなどが人気です。
正しいケアを継続する
つけっぱなしでも、ピアスホール周辺を清潔に保つための毎日のケアは欠かせません。

この3つのポイントの中でも、特に重要なのが「素材選び」です。そして、その選択肢として多くの方に選ばれているのが「純チタン」なんですよ！

では、なぜ純チタンのセカンドピアスは、つけっぱなしにしたい多くの人から支持されているのでしょうか。その優れた特性を見ていきましょう。

ピアス選びをしていると、「チタンポスト」や「サージカルステンレス」といった言葉もよく目にしますよね。これらと「純チタン」はどう違うのでしょうか。

素材の種類	特徴	メリット	デメリット・注意点
純チタン	チタン純度が99%以上のもの。JIS規格では1種、2種がこれにあたる。	金属アレルギーのリスクが極めて低い。軽量で錆びにくい。	加工が難しく、他の素材に比べてデザインの幅が限られたり、価格が少し高めになることがある。
チタン合金	強度や加工性を高めるために、他の金属を混ぜたもの。	純チタンより強度が高く、デザインが豊富。	混ぜられている金属にアレルギー反応を起こす可能性がゼロではない。
サージカルステンレス	医療用メスにも使われるステンレスの一種。鉄、クロム、ニッケルなどを含む合金。	比較的安価で傷がつきにくく、丈夫。アレルギーを起こしにくいとされる。	ニッケルやクロムを含むため、重度の金属アレルギーの方は反応することがある。純チタンよりは重い。