いくらで買える?チタンピアスの価格相場と目安
Liora専属ライターのMioです。私も昔、金属アレルギー(金アレ)でピアス選びに本当に苦労しました。
この記事では、チタンピアスの価格相場と、安心して選ぶための目安を分かりやすく解説していきますね。
せっかく可愛いデザインを見つけても、数時間でかゆくなったり、赤くなったり…。
そんな時、「チタンなら大丈夫かも」と聞きました。 でも、いざ探してみると、すごく安いものから「えっ」と思うくらい高価なものまで、価格がバラバラなんですよね。 「安くても本当に安全なの?」「高いのと何が違うの?」 その気持ち、すごく分かります。
この記事では、昔の私と同じように悩んでいるあなたへ、チタンピアスの価格相場と、安心して選ぶための目安を、私の経験も踏まえながら優しく解説していきますね。
チタンピアスの価格相場はどのくらい?
まず、一番気になるところですよね。 チタンピアスの価格相場は、本当に幅広いです。 安いものだと数百円から、高価なものだと数万円を超えるものまであります。
なぜこんなに価格が違うのか、不思議に思うかもしれません。 価格帯ごとによく見られる特徴を、まずはざっくりと見てみましょう。
価格帯別の主な特徴
この価格帯は、デザインが豊富で、手軽に試せるのが魅力です。 ただし、注意点もあります。素材表記をよく見ると「チタンポスト」と書かれていることが多いんです。 これは、肌に直接触れる「ポスト(軸)」の部分だけがチタン、という意味です。 飾りの部分やキャッチ(留め具)は、別の金属(真鍮や合金など)が使われている可能性があります。 金アレが心配な方は、ポスト以外の部分が肌に触れないか、確認が必要ですね。
この価格帯になると、素材にこだわった製品が増えてきます。 「オールチタン」や「純チタン」、「サージカルチタン」といった表記が見られるようになります。 デザイン性も高く、普段使いからちょっとしたお出かけまで、幅広く使えるアイテムが見つかりやすい価格帯です。 金アレ対策をしっかり考えたいなら、この価格帯から探し始めると安心かもしれません。
医療機関で扱われるファーストピアスや、高品質な素材(医療グレードの純チタンなど)を使用したボディピアス、またはジュエリーブランドの製品がこの価格帯に入ります。 特にボディピアスの場合は、滅菌処理がされていたり、長期間つけっぱなしにすることを想定した高品質なチタン(例:G23グレード)が使われていたりします。 デザインも洗練されたものが多く、長く愛用できる「本物」を求める方に向いています。
なぜチタンピアスは価格に幅があるの?
価格帯が広いのは、ちゃんとした理由があります。 主に、次の3つのポイントが価格に影響しているんですよ。
理由1:使われている「チタンの種類」
これが一番大きな理由かもしれません。 一口に「チタン」と言っても、実は色々な種類があるんです。
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チタン合金(例:チタンポストなど)
価格が手頃なものに多いのが、他の金属と混ぜ合わせた「チタン合金」です。 どの金属がどれくらい混ざっているかは、製品によって様々です。 「チタンポスト」のように、一部だけチタンを使っている場合も、このカテゴリーに入ると考えていいでしょう。 -
純チタン(グレード1〜4など)
その名の通り、チタンの純度が高い素材です。 JIS規格などで「99.4%以上」のように定められています。 純度が高いほど、金属が汗で溶け出しにくく、金アレのリスクは低くなります。 その分、製造コストも上がるため、価格は少し高めになります。 -
サージカルチタン(医療用チタン合金)
私が愛用しているのが、このサージカルチタンです。 これは、チタンに別の金属(アルミやバナジウムなど、ニッケルは含まないことが多い)を加えて、強度や加工しやすさを高めた「医療用」のチタン合金です。 人工骨やインプラントにも使われるくらい、体に優しい素材なんですよ。 純チタン(G23など)もこのカテゴリーに含まれることがあります。 信頼性が高い分、価格もそれなりにしっかりしています。
理由2:デザインと加工の複雑さ
チタンは、実はとても硬くて加工が難しい金属なんです。 ステンレスやシルバーのように、簡単には曲げたり、細かい細工をしたりできません。
シンプルな丸玉やスタッドタイプのピアスなら、比較的作りやすいです。 でも、複雑なデザインや、繊細な装飾を施そうとすると、特別な技術や手間が必要になります。 その加工コストが、そのまま製品の価格に反映されるんですね。
理由3:ブランドや販売店による違い
もちろん、ブランドの知名度や、販売店のマージン(利益)も価格に関係します。 有名なブランド品は、デザイン料や広告費、品質保証(アフターサービスなど)の分、価格が高くなる傾向があります。 逆に、大量生産でコストを下げているお店や、オンライン専門のお店では、比較的安価に提供されることもあります。
「安すぎるチタンピアス」は大丈夫?注意点
数百円で買えるチタンピアス。「お試しには良いかも」と思いますよね。 でも、金アレ対策として選ぶなら、いくつか知っておいてほしい注意点があります。
「チタンポスト」と「オールチタン」の違いを必ず確認
一番よくあるのが、これです。 「チタンピアス」と書かれていても、実際は「チタンポスト」だった、というケース。
- チタンポスト:ポスト(軸)だけがチタン。
- オールチタン(純チタン、サージカルチタンなど):ポストもキャッチも飾りも、肌に触れる部分すべてがチタン。
金アレがひどい方の場合、ポストがチタンでも、耳たぶに触れる飾りの部分や、指で触るキャッチが別素材(ニッケルやコバルトを含むメッキなど)だと、そこでアレルギー反応が出てしまうことがあります。 私も昔、これで失敗しました…。 「安いな」と思ったら、まず「ポストだけ」ではないか、素材表記をしっかり確認するクセをつけましょう。
コーティング(メッキ)製品にも注意
「チタンコーティング」や「チタン処理」と書かれているものもあります。 これは、別の金属(真鍮など)の表面に、チタンを薄くメッキ(コーティング)したものです。
新品のうちはチタンが表面を覆っているので大丈夫かもしれません。 でも、使っているうちに汗や摩擦でメッキが剥がれてしまうと…。 中からアレルギーの原因となる金属が溶け出して、トラブルにつながる可能性があります。 長期間、安心して使いたいなら、コーティング製品は避けた方が無難かもしれません。
信頼できる「素材表記」があるか
価格が安い製品の中には、「チタン」としか書かれておらず、それが「純チタン」なのか「チタン合金」なのか、どの部分に使われているのか、よく分からないものもあります。
金アレ対策で選ぶなら、「純チタン99.4%」や「サージカルチタン(Ti-6Al-4V ELI)」のように、素材の種類が具体的に書かれている製品を選ぶと安心です。 価格の安さだけで飛びつかず、信頼できる情報を元に判断することが大切ですよ。
金属アレルギー対策で選ぶ「目安」は?
じゃあ、結局どれを選べばいいの?と思いますよね。 価格はあくまで一つの目安です。 大切なのは「どの素材が使われているか」です。
Mioのおすすめは「サージカルチタン」
私が最終的にたどり着いたのが「サージカルチタン」です。 (よく「サージカルステンレス316L」と混同されがちですが、チタンも医療用グレードがあるんですよ)
サージカルチタンは、医療現場で使われるくらい体に優しい素材です。 純チタンよりも軽くて丈夫なことが多いので、ピアスのデザインにも幅が出やすいんです。 価格帯としては、中価格帯(2,000円〜)から見つかることが多いですね。 「安心」と「デザイン」のバランスが良いのが、私のお気に入りポイントです。
「純チタン(G23など)」も良い選択肢
よりアレルギーリスクを低くしたい、という方には「純チタン」もおすすめです。 特にボディピアスなどで使われる「G23」(ASTM F-136規格のチタン合金。厳密には合金ですが、インプラントグレードとして純チタン同様に扱われることが多いです)などは、非常に信頼性が高いです。 シンプルなデザインが多くなりがちですが、肌への優しさを最優先するなら、とても良い選択肢になります。
価格だけで判断しないこと
ここまで見てきたように、価格は様々な理由で決まります。 「高いから絶対安全」「安いからダメ」とは一概に言えません。
数百円でも「オール純チタン」のシンプルなピアスもありますし、数千円しても「チタンポスト」だけのデザインピアスもあります。
金アレ対策でピアスを選ぶときは、価格の数字に惑わされず、必ず「素材表記」を確認してくださいね。
高価なチタンピアスは何が違うの?
最後に、数万円もするような高価なチタンピアスについても少し。 これらは、何が違うのでしょうか。
素材の純度や品質(医療用グレード)
まず、使われているチタンの「質」が違います。 インプラント(人工歯根)にも使えるような、非常に高純度で不純物を徹底的に排除した「医療用グレード」のチタンが使われていることが多いです。 素材そのもののコストが、まず違います。
デザイナーによる高度なデザイン
先ほどもお話しした通り、チタンは加工が難しい金属です。 そのチタンを使って、宝石を留めたり、複雑で美しいデザインを実現したりするには、熟練した職人の技術が必要です。 高価なピアスは、そうした技術料やデザイン料が含まれています。
ブランドの信頼と保証
高価なジュエリーブランドの製品は、「万が一、肌に合わなかった場合の保証」や「修理などのアフターサービス」が充実していることも多いです。 そのブランドが長年培ってきた「信頼」も、価格に含まれているんですね。 「一生モノ」として大切に使いたいピアスを探すなら、こうした選択肢もアリだと思います。
価格と安心のバランスで選ぶ、あなたに合うチタンピアス
チタンピアスの価格について、色々とお話ししてきました。 なんだか難しく感じてしまったかもしれませんが、ポイントはシンプルです。
- 価格相場は数百円から数万円までと幅広い。
- その理由は「チタンの種類」「デザイン加工費」「ブランド」など様々。
- 金アレ対策で選ぶなら、安価な「チタンポスト」や「コーティング」には注意が必要。
- 大切なのは、価格の数字ではなく「オールチタンか」「素材の種類(純チタン、サージカルチタンなど)が明記されているか」を確認すること。
私自身、昔は「安くて可愛い」だけで選んで、何度も痛い思いをしました。 でも、素材のことを少し知るだけで、ピアス選びは格段に楽になるんですよ。 あなたの肌に合う、お気に入りのピアスを見つけることが一番大切です。
価格は一つの目安として参考にしつつ、ぜひ「素材」に注目して、あなたにピッタリのチタンピアスを選んでみてくださいね。
ちなみに、私がライターをしているLioraでは、肌に優しい「サージカルチタン」を使ったピアスを多く扱っています。 デザインもシンプルで使いやすいものが多いので、もし「どんなものから見たらいいか分からない」と迷っていたら、選択肢の一つとして覗いてみてもらえると嬉しいです。
【ご紹介】金属アレルギーにおすすめのチタンピアス
記事の途中ですが紹介させて下さい。
「ピアスをつけると痒くなる」「赤くなってしまう」——
そんな金属アレルギーの悩みを持つ方に人気なのが、チタン素材のピアスです。
医療器具にも使われるほど肌にやさしく、毎日つけっぱなしでも安心。
Lioraは、肌にやさしいピアスに特化したブランドです。
サージカルチタン(医療用チタン)を使用したピアスを展開しており、
シンプルで上品なデザインが多く、金属アレルギー対策とおしゃれを両立できます。
実際のラインナップもぜひご覧ください。
毎日つけっぱなしでも安心できるピアスをご紹介
Lioraでは、医療用グレードのサージカルチタンを使用したピアスを展開しています。
肌にやさしく、シンプルで上品なデザインが多いため、
ファーストピアスとしても、普段使いとしてもおすすめです。
こんな方におすすめ
- ピアスホールを安定させたい
- はじめてのピアスで痒くならないか心配
- お風呂や寝るときもつけっぱなしにしたい
- 金属アレルギーでも安心して使いたい
- シンプルで上品なデザインのピアスが欲しい
Lioraのチタンピアス ラインナップ

Baguette Step Bar|バゲット・ステップ バー
¥3,480

Classic Stud|クラシック・スタッド
¥2,800

Cross Pave Huggie|クロス・パヴェ フープ
¥5,380

Everyday Huggie|エブリデイ・フープ
¥1,780

Five-Petal Bloom|ファイブペタル・ブルーム
¥3,980

Glimmer Pave Huggie|グリマー・パヴェ フープ
¥5,980

Granule Square Bar Labret|グラニュール スクエア バー ラブレット
¥3,200

Half-Heart CZ|ハーフハート CZ
¥3,450

Heart CZ Center Labret|ハート CZ センター ラブレット
¥3,850

Milky Way Arc|ミルキーウェイ アーク
¥3,600

Mini Pave Huggie|ミニ・パヴェ フープ
¥4,480

Mini Square Duo Labret|ミニ スクエア デュオ ラブレット
¥3,480

Petite Blossom Cluster|プチ・ブロッサム クラスター
¥3,850

Petite Heart Labret|プチ ハート ラブレット
¥3,200

Prong Solitaire|プロング・ソリテール
¥2,800

Quad CZ Labret|クアッド CZ ラブレット
¥3,850

Ribbon Bow|リボン・ボウ
¥3,200

Ribbon Knot Labret|リボン ノット ラブレット
¥3,480

Round Accent Labret|ラウンド アクセント ラブレット
¥1,280

Tiny Metal Plate Labret|タイニー メタルプレート ラブレット
¥3,200

Twinkle Star Labret|トゥインクルスター ラブレット
¥3,850
















































