フープ/リング型チタンピアス|留め具タイプ徹底比較

フープ/リング型チタンピアス|留め具タイプ徹底比較

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ライター Mio

Liora専属ライターのMioです。フープピアス、可愛いですよね。でも留め具の種類が多くて、どう選べばいいか迷いませんか?

この記事では、金アレ経験者の私が、チタン製フープピアスの主要な「留め具タイプ」を徹底的に比較します。

金属アレルギー(金アレ)に長年悩んできた私にとって、素材選びは本当に大切です。

フープピアスやリングピアス、可愛いですよね。 私も大好きでよく着けるんですが、初めてフープタイプを手に取った時、戸惑いませんでしたか? 「あれ、キャッチがない」「どうやって留めるんだろう?」って。

フープピアスは、留め具がピアス本体と一体になっているものが多いんです。 だからこそ、その「留め具のタイプ」が、付けやすさや取れにくさに大きく影響します。

せっかく肌に優しいチタン素材を選んでも、留め具が使いにくくて着けなくなったら悲しいですよね。

この記事では、金アレ経験者の私が、チタン製フープピアスでよく使われる主要な「留め具タイプ」を徹底的に比較します。 それぞれのメリットやデメリット、付け方のコツまで、分かりやすくお伝えしますね。

フープピアスの留め具はなぜ重要?

フープピアスを選ぶ時、デザインや大きさに目が行きがちです。 でも、快適に使うためには「留め具」のチェックが欠かせません。

スタッドピアス(まっすぐなポストのピアス)なら、キャッチを別で選びますよね。 でもフープピアスは、ほとんどが「留め具一体型」です。 ピアス本体のデザインと、留め具の機能がセットになっているんです。

だから、留め具のタイプによって、こんな違いが出ます。

  • 付け外しのしやすさ(毎日着け外しする人には最重要!)
  • 外れにくさ(つけっぱなしにしたい人には最重要!)
  • デザインの見え方(留め具が目立つか、スッキリ見えるか)

もちろん、私たち金アレ仲間にとっては、素材が「チタン」であることは大前提です。 その上で、あなたの使い方に一番合う「留め具」を見つけることが、フープピアス選びのゴールなんですよ。

定番タイプ①:中折れ式(ワンタッチ式)

まずは、一番人気かもしれない「中折れ式」です。 「ワンタッチ式」と呼ばれることも多いですね。

中折れ式の特徴と仕組み

中折れ式は、ポスト(針)の部分に蝶番(ちょうつがい)が付いています。 ポストがカチッと折れ曲がるように動いて、反対側の受け部分に収まります。

名前の通り、ワンタッチでパチンと留められる手軽さが特徴です。 フープピアスの留め具としては、比較的新しいタイプかもしれません。

メリット(付けやすさ・取れにくさ)

中折れ式の最大のメリットは、なんといっても「付けやすさ」です。

  • 着脱がとにかく簡単
    鏡がなくても、手探りでカチッと留められます。 ポストが固定されているので、穴(ホール)に通した後、そのままパタンと閉じるだけ。 忙しい朝にもストレスがありません。
  • キャッチを失くす心配ゼロ
    すべてが一体型なので、キャッチを落として失くす…という悲劇が起こりません。
  • 引っかかりにくい
    留め具部分がピアス本体にスッキリ収まります。 凹凸が少ないので、マスクの紐や髪、服の着替えの時にも引っかかりにくいんです。

デメリット(注意点)

とても便利な中折れ式ですが、少しだけ知っておきたい点もあります。

  • 構造が少し複雑
    蝶番などを使っているため、シンプルなタイプよりは構造が複雑です。 そのため、価格が少し高めになる傾向があります。
  • デザインへの影響
    蝶番や受けの部分が、フープの輪の一部になります。 とても小さなフープだと、その留め具部分が少し目立って見えるデザインもあります。

とはいえ、付けやすさを重視するなら、間違いなくおすすめのタイプです。

定番タイプ②:遮断式(しゃだんしき)

次に、昔からある伝統的な「遮断式」です。 「しゃだんしき」と読みます。ちょっと難しい名前ですよね。

遮断式の特徴と仕組み

遮断式は、ポストをフープの反対側にある「受け穴」に差し込みます。 そして、ポストの根本部分を、上からカチッと押さえて固定する仕組みです。

ポストが動くのではなく、ポストの受け側(本体側)が少し開くようになっています。

メリット(取れにくさ・デザイン)

遮断式のメリットは、「取れにくさ」と「デザイン性」です。

  • 非常に外れにくい
    一度しっかり留めると、まず外れません。 ポストを受け穴に入れ、さらに上からロックする二重構造のようなイメージです。 つけっぱなしにしたい人には、一番安心できるタイプかもしれません。
  • 留め具が目立たない
    ポストが細く、受け穴も小さく作られています。 留めた状態だと、つなぎ目がほとんど分からず、スッキリとした「輪」に見えます。 デザイン性を重視する人にも人気です。

デメリット(付けにくさ)

遮断式の最大のデメリットは、「付けにくさ」です。

  • ポストを受け穴に通すのが難しい
    ポストが細く、受け穴も小さいため、狙いを定めて差し込むのにコツが要ります。 耳の後ろ側になるので、鏡を見てもなかなか上手くいかない…という声も。
  • 慣れが必要
    私も遮断式を持っていますが、最初は本当に苦戦しました。 不器用な人や、ピアスの着脱が苦手な人には、少しハードルが高いかもしれません。

シンプルタイプ③:フープ式(突き刺し式・差し込み式)

最もシンプルな構造の「フープ式」です。 「突き刺し式」や「差し込み式」とも呼ばれます。

フープ式の特徴と仕組み

これは、ポストの先端を、フープ本体の空洞部分(パイプ状)にそのまま差し込むタイプです。 フープ自体が中空(ちゅうくう)になっていて、そこにポストを収めるんですね。

留めるための「カチッ」という部品はありません。 ポストの絶妙なカーブと、パイプの摩擦で留まっています。

メリット(デザイン・軽さ)

フープ式のメリットは、「究極のデザイン性」です。

  • 完全なリングに見える
    留め具というものが存在しません。 つなぎ目がどこか分からないほど、完璧な「輪」に見えます。 これぞフープピアス、という美しいシルエットです。
  • 構造が単純で軽い
    部品が少ないため、とても軽いです。 着けているのを忘れるほどの軽さを求める人にも向いています。

デメリット(付けにくさ・強度)

メリットと表裏一体ですが、デメリットは「付けにくさ」と「強度」です。

  • 着脱が一番難しい
    細いポストを、細いパイプの穴に差し込む作業は、まさに上級者向けです。 ポスト自体も曲がりやすいため、力を入れすぎると変形してしまうことも。
  • 緩みや変形のリスク
    着脱を繰り返すうちに、ポストが曲がったり、パイプ部分が緩くなって外れやすくなることがあります。
  • 外れやすい場合も
    何かに強く引っ掛けたりすると、ポストがパイプから抜けてしまう可能性があります。 つけっぱなしにはあまり向いていません。

新定番タイプ④:セグメントクリッカー

最近増えてきたのが「セグメントクリッカー」タイプです。 特にボディピアスなどでよく見られましたが、最近はファッションピアスにも増えています。

セグメントクリッカーの特徴と仕組み

フープの輪の一部(セグメント)が、蝶番でパカッと開くようになっています。 ポスト部分も一体になっていて、開いた状態でホールに通し、カチッと音がするまで閉じればロック完了です。

中折れ式と少し似ていますが、中折れ式は「ポストだけが動く」のに対し、セグメントは「輪の一部が開く」という違いがあります。

メリット(付けやすさ・デザイン)

セグメントクリッカーは、「付けやすさ」と「デザイン性」のバランスが良いタイプです。

  • 開口部が広く付けやすい
    輪の一部が大きく開くため、ホールに通すのがとても楽です。 中折れ式と同じく、ワンタッチで簡単に留められます。
  • つなぎ目が目立たない
    閉じた状態では、つなぎ目がほとんど分かりません。 フープ式(差し込み式)に近い、スッキリとしたリングに見えます。

デメリット(注意点)

バランス型ですが、少しだけ注意点も。

  • 蝶番部分の引っかがり
    中折れ式に比べると、蝶番の構造が外側に見えるデザインもあります。 その場合、髪などが少し引っかかる可能性もゼロではありません。(とはいえ、そこまで神経質になる必要はありませんが)
  • 内径による開閉のしやすさ
    とても小さいフープ(内径が狭いもの)だと、開閉する部分が小さく、指で操作しにくいと感じる場合もあるかもしれません。

【徹底比較】どのタイプがおすすめ?シーン別選び方

ここまで4つのタイプを見てきました。 ここで一度、それぞれの特徴を表で整理してみましょう。

留め具タイプ比較表

タイプ 付けやすさ 取れにくさ デザイン性 主な注意点
中折れ式 ◎(とても簡単) ○(外れにくい) △(留め具が見える) 迷ったらコレ。一番手軽。
遮断式 △(慣れが必要) ◎(非常に外れにくい) ○(スッキリ) つけっぱなし派に最適。
フープ式 ✕(難しい) △(外れやすい) ◎(完全な輪) 上級者向け。デザイン最優先。
セグメント ○(簡単) ○(外れにくい) ◎(スッキリ) バランス型。付けやすさも大事。

(※付けやすさやデザイン性は、個人の感じ方や製品によっても差があります)

この比較をふまえて、シーン別のおすすめタイプをご紹介しますね。

シーン①:つけっぱなしにしたい人

お風呂や寝る時も、できるだけ着けたままにしたい。 そんな「つけっぱなし派」のあなたには、「取れにくさ」が一番重要です。

一番のおすすめは「遮断式」です。 一度留めれば、まず外れる心配がありません。 付ける時は少し頑張りが必要ですが、その後の安心感は抜群です。

次点としては、「中折れ式」や「セグメント」も良いでしょう。 カチッとロックがかかるタイプは、比較的取れにくいですよ。 逆に「フープ式(差し込み式)」は、不意に外れる可能性があるので、つけっぱなしにはあまり向きません。

シーン②:毎日付け外ししたい人

仕事や学校の都合で、毎日ピアスを着け外しする。 そんなあなたには、「付けやすさ」が最優先ですね。

一番のおすすめは「中折れ式」です。 ワンタッチで、本当にストレスなく着脱できます。 忙しい朝の時短にもなりますよ。

「セグメントクリッカー」も、開口部が広くて付けやすいのでおすすめです。

「遮断式」や「フープ式」は、毎日の着脱となると、少し面倒に感じてしまうかもしれません。

シーン③:デザイン最優先の人

とにかく留め具が目立たない、完璧なリングに見えるものがいい。 そんな「デザイン最優先」のあなたには、「フープ式(差し込み式)」が理想かもしれません。

つなぎ目が全く見えない美しいシルエットは、フープ式ならではです。 ただし、付けにくさは覚悟してくださいね。

そこまで難しくなくても、スッキリ見えれば良いという場合は、「遮断式」や「セグメント」もおすすめです。 これらも留め具が目立ちにくく、キレイな輪に見えますよ。

チタンフープピアスを長く愛用するためのコツ

お気に入りのチタンピアスが見つかったら、長く大切に使いたいですよね。 どのタイプにも共通する、ちょっとしたコツをお伝えします。

サージカルチタンは汗や水に強い素材です。 ですが、皮脂や化粧品が付いたままになると、輝きが鈍ることも。 外した後は、柔らかい布で優しく拭いてあげると長持ちしますよ。

まとめ

フープピアスの留め具、たくさんの種類がありましたね。 違いが分かると、ピアス選びがもっと楽しくなりませんか?

私も昔は、デザインだけで選んで「付けにくくて使わなくなった…」という失敗をしたことがあります。 その点、金アレ対応のチタン素材であることはもちろん、あなたのライフスタイルに合った留め具を選ぶことが、一番大切なんです。

ちなみに私は、面倒くさがりなので(笑)、付けやすさ重視で「中折れ式」を一番よく使っています。

Lioraでも、肌に優しいサージカルチタン製のフープピアスを扱っています。 もちろん、付けやすい「中折れ式」や、デザイン性の高いタイプも揃えていますよ。

この記事が、あなたが安心して使える、お気に入りのフープピアスを見つける手助けになれば嬉しいです。

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