1.2mmポストのチタンピアス|装着感と注意点

1.2mmポストのチタンピアス|装着感と注意点

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ライター Mio

Liora専属ライターのMioです。ファーストピアスを外した後、セカンドピアス選びって悩みますよね。

1.2mm(16G)ポストのチタンピアスの装着感や、選ぶ時の注意点を分かりやすく解説します。

1.2mmポストのチタンピアスとは?

まずは「1.2mmポスト」がどんなものか、基本から確認しましょう。 ピアスの世界では、ポストの太さを「G(ゲージ)」という単位で呼ぶことが多いんですよ。

ポストの太さ「1.2mm」は「16G(ゲージ)」

ピアスのポストの太さには規格があります。 私たちがよく目にするファッションピアスの多くは、だいたい0.6mm〜0.9mm(22G〜20G)くらい。 それに対して、ピアッサーで開ける時のファーストピアスは、もう少し太めに作られています。

「1.2mm」というのは、ゲージで言うと「16G」にあたります。 これは、多くのピアッシングスタジオや病院で、最初に使われるファーストピアスの標準的な太さなんです。 だから、ファーストピアスを卒業したばかりの人にとっては、実は一番慣れている太さとも言えますね。

ポストの太さ(ゲージ)目安
ゲージ (G) 太さ (mm) 主な用途
20G 約 0.8mm ファッションピアス (細め)
18G 約 1.0mm ファッションピアス (標準)
16G 約 1.2mm ファースト/セカンドピアス
14G 約 1.6mm 軟骨・ボディピアス

なぜチタン素材が選ばれるの?

そして、なぜ「チタン」なのでしょうか。 ピアスホールがまだデリケートな時期は、素材選びがとても大切です。 私も金属アレルギーで本当に苦労したんですが、チタンは金属が汗などで溶け出しにくい性質を持っています。

特に「サージカルチタン」と呼ばれる医療用グレードのものは、体内に埋め込む器具にも使われるくらい、肌に優しい素材。 金属アレルギーの心配が少なく、ファーストピアスやセカンドピアスに最適なんですよ。 1.2mm(16G)という安定しやすい太さと、チタンという肌への優しさ。 この組み合わせが、デリケートな時期の耳に選ばれる理由です。

1.2mmポストの装着感とメリット

「1.2mmってやっぱり太いから、着ける時が不安...」と思いますよね。 でも、ファーストピアスで使っていた太さなので、ホールが完成していればスムーズに入ることがほとんどです。 むしろ、1.2mmならではの良い点も多いんですよ。

ピアスホールが安定しやすい

これが一番のメリットかもしれません。 ピアスホールが完成するまでの間は、ある程度の太さがあるポストの方が、ホールが縮もうとする力に負けず、まっすぐで綺麗なトンネルを維持しやすいんです。 細すぎるポストだと、ホールが不安定になったり、傷がつきやすくなったりすることも。 1.2mm(16G)の太さは、ホールをしっかりと「育てていく」のに適したサイズ感なんですね。

存在感と安心感がある

0.8mmなどの細いポストに比べると、1.2mmのポストはしっかりとした軸です。 そのため、着けた時に「ちゃんと着けてる」という安心感があります。 キャッチもしっかりホールドされる感じがして、失くしにくいというのも嬉しいポイント。 デザインによっては、ポストの太さがそのままピアスの存在感にもつながります。

セカンドピアスとして最適

ファーストピアスを外した後、次にどんなピアスを着けるか。 この「セカンドピアス」の期間が、実はホールを完成させるためにとても重要です。 油断して細いファッションピアスに着け替えてしまい、ホールが縮んでしまったり、トラブルが起きたり...。私も経験があります。 ホールが完全に安定するまでの数ヶ月間は、ファーストピアスと同じ1.2mm(16G)のチタンピアスを「セカンドピアス」として着け続けるのが、一番のおすすめなんですよ。

1.2mmポスト装着時の注意点

メリットが多い1.2mmポストですが、いくつか知っておきたい注意点もあります。 不安にならなくて大丈夫。事前に知っておけば、慌てずに対処できますからね。

装着時に痛みを感じる場合

ファーストピアスを外してから時間が経っていたり、細いピアスに慣れてしまったりすると、久しぶりの1.2mmに少し抵抗を感じるかもしれません。 ホールが少し縮みかけているんですね。 そんな時に無理やり押し込もうとすると、せっかく出来かけたホールを傷つけてしまう原因になります。 もし「痛い」とか「硬い」と感じたら、一旦ストップです。

無理に入れるのはNG

痛みを感じた時の対処法です。 まずは、お風呂上がりなど、皮膚が柔らかくなっている時に試してみましょう。 ピアスとホール周辺を清潔にした上で、ワセリンや専用のジェルなどをポストの先端に少しだけ塗って、滑りを良くするのも一つの手です。 ゆっくりと、角度を探しながら入れてみてください。 それでも入らない、または強い痛みがある場合は、無理は禁物。 まだホールが1.2mmを受け入れる準備ができていないのかもしれません。

細いポスト(1.0mm以下)に戻しにくくなる?

これはよく聞かれる質問ですね。 「1.2mm(16G)に慣れたら、普通のファッションピアス(20Gなど)は緩くなって落ちやすくなる?」という心配です。

結論から言うと、ホールが完成して安定すれば、それほど心配いりません。 人間の皮膚には弾力性があります。 ホールが完成すれば、1.2mmでも0.8mmでも、その太さに合わせてホールが柔軟に対応してくれるようになります。 ただ、ホールがまだ未完成の時期に太いものと細いものを頻繁に入れ替えると、ホールに負担がかかります。 まずは1.2mmでしっかりホールを完成させることを優先するのが良いですね。

ピアスホールが安定しない時の対処法

「ファーストピアスを外したけど、どうも調子が悪い...」 そんな時は、1.2mmのチタンピアスに戻すのがおすすめですが、それと合わせて基本的なケアも見直してみましょう。

装着時間を守る

ファーストピアスを外してOKと言われても、ホールはまだ「出来たて」です。 特に最初の1年間くらいは、なるべくピアスを着けっぱなしにするのが理想。 「今日は着けなくても大丈夫かな」と外す時間を長くすると、ホールはすぐに縮もうとしてしまいます。 セカンドピアスの期間も、お風呂や寝る時も着けっぱなしが基本です。

清潔に保つ

ホールが不安定な時は、汚れや雑菌がトラブルの原因になりやすいです。 お風呂の時に、泡立てた石鹸やボディソープの泡をピアスの上に乗せて、優しく洗い流しましょう。 ゴシゴシこすったり、ピアスを無理に回したりする必要はありません。 大切なのは、清潔な状態を保つことです。 お風呂から出たら、タオルの繊維が引っかからないように注意しながら、水分を優しく拭き取ってくださいね。

素材を見直す(チタンの推奨)

もし、今使っているセカンドピアスの素材が分からないものや、デザイン重視で選んだものなら、一度素材を見直してみませんか? ホールがジクジクしたり、かゆみが出たりするのは、金属が汗で溶け出しているサインかもしれません。 私もそうでしたが、肌に優しいチタン(特にサージカルチタン)や樹脂製のピアスに変えるだけで、驚くほどトラブルが落ち着くことがあります。 1.2mm(16G)で、なおかつチタン製。 これが、ホールを安定させるための「守りのピアス」として、とても頼りになる組み合わせなんです。

まとめ

1.2mm(16G)ポストのピアスは、ファーストピアスと同じ太さで、ホールを安定させるのに役立つアイテムです。 特にチタン製なら、金属アレルギーの心配も少なく、安心して着けられます。

私も、ピアスホールが不安定だった時期は、この1.2mmのチタンピアスに本当にお世話になりました。 細いピアスに着け替えて悪化させてしまった時も、この太さのチタンピアスに戻して着けっぱなしにすることで、なんとかホールを守り抜いた経験があります。

もし今、あなたがセカンドピアス選びやホールの不安定さに悩んでいるなら、選択肢の一つとして、1.2mmポストのチタンピアスを試してみてはいかがでしょうか。 Lioraでも、肌に優しいサージカルチタンを使った、シンプルな1.2mm(16G)のピアスをご用意しています。 あなたのピアスライフが、もっと快適で楽しいものになるよう、応援していますね。

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