セカンドピアスを純チタンにして、きれいなホールを完成させるコツ

2025年10月12日

Liora専属ライターのMioです。
ピアスを開けたばかりの頃、ファーストピアスを外した後の、あの少し頼りないホールを覚えていますか？「やっとセカンドピアスにできる！」という嬉しい気持ちと同時に、「これから何を選べばいいんだろう…」という不安な気持ちが入り混じっていたのを、私も昔、経験しました。

その気持ち、分かります。

このセカンドピアスの期間は、これから長く続くピアスライフの土台を作る、本当に大切な時期なんですよ！

この記事では、そんな大切な時期を安心して過ごし、きれいなピアスホールを完成させるために、「なぜセカンドピアスに純チタンが良いのか」、そして「その選び方とケアのコツ」について、私の経験も踏まえながら、客観的な情報に基づいて詳しくお話ししていきます。

セカンドピアス選びが重要な理由｜ピアスホールの安定が決まる大切な期間

ホールの皮膚を育てる役割

薄くてデリケートなホール内部の皮膚を、丈夫で健康な状態に育てるのをサポートします。

アレルギー予防の重要性

肌に合わない素材は金属アレルギーの原因に。一度発症すると、長く影響が続くこともあります。

安定までの期間

個人差はありますが3ヶ月〜半年、人によっては1年以上。この期間はつけっぱなしが基本です。

セカンドピアスの役割とは

ファーストピアスでピアスホールのトンネルができた後、セカンドピアスはそのトンネルの内側に、丈夫で健康な皮膚が作られるのをサポートする役割を担います。まだ完成したばかりのホールは、薄い皮膚で覆われているだけのデリケートな状態。ここで適切なピアスをつけ続けることで、皮膚が厚く、丈夫になり、多少の刺激にも耐えられる「完成したホール」へと育っていくのです。

なぜこの時期の素材選びが大切なのか

デリケートな時期だからこそ、ホールに負担をかける素材は避けなければなりません。セカンドピアスは数ヶ月間つけっぱなしにすることが多いため、素材によっては金属イオンが溶け出し、金属アレルギーを引き起こす原因になることも。一度アレルギーを発症すると、その後、身につけられるアクセサリーが限られてしまう可能性もあります。

トラブルを防ぎ、ホールの安定をスムーズに進めるためにも、この時期の素材選びは非常に重要なんです！

セカンドピアスの期間はどのくらい？

ピアスホールの安定にかかる期間には個人差がありますが、一般的にはファーストピアスを外してから3ヶ月〜半年程度、人によっては1年ほどかかる場合もあります。この期間は、できるだけつけっぱなしにできる、肌に優しい素材のピアスを選ぶことが理想的です。

なぜセカンドピアスに「純チタン」が推奨されるのか？

数ある素材の中で、なぜ特に「純チタン」がセカンドピアスに適しているのでしょうか。その理由は、チタンという金属が持つ優れた特性にあります。

金属アレルギーが起こりにくい素材

表面の強力な膜がイオンの溶け出しを防ぎ、アレルギーの原因を作りにくい素材です。
軽くて丈夫、肌への負担が少ない

ステンレスの約6割の軽さでホールへの負担を軽減。傷つきにくく衛生的です。

純チタンとチタン合金、サージカルチタンの違い

「チタン」と一言で言っても、実はいくつか種類があります。セカンドピアスを選ぶ際には、この違いを理解しておくことが大切です。

種類	特徴
純チタン	JIS規格で純度99%以上。不純物が非常に少なく、アレルギーのリスクが最も低い。体内に埋め込む医療器具にも使われ、安全性が高い。セカンドピアスに最もおすすめ。
チタン合金	チタンに他の金属を混ぜて強度等を高めたもの。混ぜられた金属にアレルギーがあると反応の可能性もゼロではない。
サージカルチタン	医療用インプラントに使われる生体適合性が高いチタン合金。非常にアレルギーを起こしにくいが、「合金」である点は純チタンと異なる。