1mm軸のセカンドピアスはチタン製がおすすめ!

1mm軸のセカンドピアスはチタン製がおすすめ!

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こんにちは、Liora専属ライターのMioです。

ピアスを開けて、ファーストピアスを卒業する時期。セカンドピアスに付け替える時の、あのドキドキとワクワクする気持ち、今でもよく覚えています。でも同時に、「どんなピアスを選べばいいんだろう?」という不安もありませんでしたか?

私も昔、まさにその悩みの渦中にいました。特にピアスホールがまだ不安定な時期だからこそ、素材や軸の太さ選びはとても重要ですよね。せっかく開けたピアスホール、これから先もずっとトラブルなく楽しみたい。その気持ち、本当に良く分かります。

数ある選択肢の中で、なぜ「1mm軸のチタン製ピアス」がセカンドピアスとしておすすめされることが多いのでしょうか。

この記事では、金属アレルギーに長年悩んできた私の経験も踏まえながら、その理由を客観的な情報に基づいて、一つひとつ丁寧にご説明していきます。あなたのセカンドピアス選びの、確かな道しるべになれたら嬉しいです!

そもそもセカンドピアスとは?ファーストピアスとの違いと役割

セカンドピアス選びの話を進める前に、まずはその役割とファーストピアスとの違いについて、簡単におさらいしておきましょう。

セカンドピアスの大切な役割

セカンドピアスとは、ファーストピアスを外した後に着けるピアスのことで、主な役割は「ピアスホールを安定させること」です。

ファーストピアスを着けている期間(約1〜3ヶ月)で、ピアスホール内部の皮膚は少しずつ作られていきますが、実はまだとても薄くてデリケートな状態。ここで油断してファッションピアスに切り替えたり、着け外しを頻繁に行ったりすると、ホールを傷つけてしまったり、金属アレルギーを引き起こしたりする原因にもなりかねません。

セカンドピアスは、この不安定な時期に、いわば「保護者」のような役割を担い、ピアスホールがしっかりと完成するまでをサポートしてくれる、とっても重要な存在なんですよ!

ファーストピアスとの違い

ファーストピアスは、ピアスを開ける(ピアッシング)際に使用する専用のピアスです。安全性を最優先に設計されており、素材も医療用のものが使われ、デザインも引っかかりにくいシンプルなものがほとんどです。

一方、セカンドピアスは自分で選んで付け替える最初のピアス。ファーストピアス同様に「安全性」が最も重要視される点は同じですが、少しだけデザインの選択肢が広がるのが特徴です。ただし、この時期もまだ「着けっぱなし」が基本となります。

なぜセカンドピアスに「チタン」がおすすめされるのか?

それでは、本題です。なぜ、数ある素材の中から特に「チタン」がセカンドピアスに適していると言われるのでしょうか。その主な理由を3つのポイントから見ていきましょう。

チタンがおすすめな3つの理由 左から「アレルギーリスクが低い」「軽くて丈夫」「デザイン性も楽しめる」という3つの特徴をアイコンとテキストで示しています。 アレルギー リスクが低い 軽くて丈夫 着けっぱなしに最適 美しい発色 デザインも楽しめる

理由1:金属アレルギーのリスクが極めて低い

セカンドピアスを選ぶ上で、最も考慮すべき点と言っても過言ではないのが、金属アレルギーのリスクです。チタンは、この点で非常に優れた特性を持っています。

汗をかいてもイオン化しにくい

金属アレルギーは、ピアスなどのアクセサリーに含まれる金属が汗や体液によって溶け出し、イオン化して体内のタンパク質と結合することで、アレルギー源(アレルゲン)と認識されてしまうことで起こります。

チタンは、表面に非常に強固な「不働態皮膜」という酸化皮膜を自然に形成する性質があります。この膜がバリアとなり、汗や体液に触れても金属イオンが溶け出すのを強力に防いでくれるため、アレルギー反応が起こる可能性が極めて低いのです。

医療分野でも活躍するほどの安全性

その高い生体適合性から、チタンは人工関節やインプラント(人工歯根)など、体内に埋め込む医療器具の材料としても広く採用されています。これは、体がチタンを異物として認識しにくい、つまり人体にとても優しい素材であることの証明と言えるでしょう。

理由2:軽くて丈夫!着けっぱなしに最適

セカンドピアスは、ピアスホールが安定するまで数ヶ月間、基本的にお風呂の時も寝る時も着けっぱなしにします。そのため、着けていることを忘れるくらいの快適さも重要なポイントです。

驚くほどの軽さ

チタンの比重は、金やプラチナの約4分の1、サージカルステンレスと比べても約60%程度の重さしかありません。この軽さは、耳への負担を大幅に軽減してくれます。特に、まだ不安定なピアスホールにとって、重さによる負担は避けたいもの。チタンの軽さは、着けっぱなしにするセカンドピアスに最適な条件の一つです。

錆びにくく、傷つきにくい

先ほど触れた強固な不働態皮膜のおかげで、チタンは海水に浸けても錆びないほどの高い耐食性を誇ります。もちろん、日常生活での汗や水にも非常に強く、変質・変色の心配がほとんどありません。また、強度も高く傷がつきにくいため、美しい状態を長く保つことができます。

理由3:発色が美しくデザイン性も楽しめる

「安全な素材はデザインが限られるのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、チタンは機能性だけでなく、デザイン性も兼ね備えています。

チタンは、陽極酸化という特殊な加工によって、素材自体が持つ色ではなく、光の屈折を利用した鮮やかなカラーを生み出すことができます。塗装やメッキとは異なり、金属そのものの皮膜の厚さを変えることで発色させているため、金属アレルギーの心配なく様々なカラーを楽しめるのも大きな魅力です。

1mm軸(18G)を選ぶメリットとは?安定したピアスホールのために

素材と並んで重要なのが、ピアスの軸の太さ(ゲージ)です。一般的なファッションピアスの軸は0.7mm〜0.8mm(22G〜20G)のものが多いですが、セカンドピアスでは1mm(18G)の太さが推奨されることがあります。そのメリットを見ていきましょう。
※G(ゲージ)は数値が小さいほど軸が太くなります。

ピアス軸の太さの比較 左側に一般的なファッションピアス(0.7mm/22-20G)の細い軸、右側にセカンドピアスで推奨される太い軸(1.0mm/18G)を並べて比較しています。 ファッションピアス 約0.7mm (22-20G) セカンドピアス推奨 1.0mm (18G)

メリット1:しっかりとしたピアスホールが完成しやすい

ファーストピアスは、多くの場合1.2mm(16G)や1.0mm(18G)といった少し太めの軸が使われています。これは、ピアスホール内に十分なスペースを確保し、安定しやすくするためです。

せっかくファーストピアスで確保したホールの太さを、セカンドピアスで急に細いものに変えてしまうと、ホールがその細い軸に合わせて縮んでしまう可能性があります。1mm軸のセカンドピアスを継続して使用することで、ピアスホールが縮むのを防ぎ、丈夫で安定したホールを完成させやすくなります。

しっかりとしたホールが完成すれば、その後のピアスの付け外しもスムーズになり、トラブルのリスクも軽減できます。

メリット2:今後のピアス選びの選択肢が広がる

安定した1mm軸のホールを作っておくことで、将来的に楽しめるピアスのデザインの幅が広がります。

海外製のピアスや、デザイン性の高いピアスの中には、軸が少し太めに作られているものも少なくありません。「可愛いと思ったピアスが、ホールに入らない…」といった残念な事態を避けることにも繋がります。最初に少し太めのホールを完成させておくことは、長い目で見た時のメリットも大きいのです。

1mm軸を選ぶ際の注意点

1mm軸を選ぶ際には、一つだけ注意点があります。それは、ご自身のファーストピアスの軸の太さを確認しておくことです。

もし、ファーストピアスが1.2mm(16G)や1.0mm(18G)であれば、1.0mm(18G)のセカンドピアスへの移行はスムーズです。しかし、何らかの理由で細い軸のファーストピアスを使用していた場合、無理に太い軸を挿入するとホールを傷つける原因になります。不安な場合は、ピアッシングを行った医療機関に相談してみることをお勧めします。

チタンピアスを選ぶ際の注意点とQ&A

最後に、実際にチタン製のピアスを選ぶ際に役立つ、よくある疑問についてお答えします。

「純チタン」と「チタン合金」の違いは?

チタン製のアクセサリーは、大きく「純チタン」と「チタン合金」に分けられます。

  • 純チタン: ほぼ100%チタンで構成されているものです。不純物が少ないため、金属アレルギーのリスクは最も低いと言えます。
  • チタン合金: チタンに他の金属を加えて、強度や加工性を高めたものです。加える金属によってはアレルギーの原因となる可能性もゼロではありません。

セカンドピアスのように、特に肌への優しさを優先したい場合は、「純チタン」や、次に説明する「医療用」と表記されているものを選ぶと、より安心感が高いでしょう。

「サージカルチタン」とは?

「サージカル(Surgical)」は「外科の」という意味で、サージカルチタンとは医療用として規格化されたチタンのことを指します。インプラントや人工骨などにも使用されるグレードのもので、生体適合性が非常に高く、厳しい安全基準をクリアしています。Lioraで扱っているチタン製品も、このサージカルチタン(純チタン製)です。

サージカルステンレスとの違いは?

チタンと並んで、金属アレルギー対応素材として人気の高い「サージカルステンレス」。どちらも優れた素材ですが、いくつかの違いがあります。

サージカルチタン サージカルステンレス
主成分 チタン 鉄、クロム、ニッケルなど
アレルギー リスクが極めて低い リスクは低いが、ごく稀にニッケル等に反応する人も
重さ 非常に軽い チタンよりは重い
価格 比較的高価 比較的安価

どちらもアレルギーを起こしにくい素材ですが、サージカルステンレスには微量のニッケル等が含まれているため、重度の金属アレルギーをお持ちの方や、絶対にリスクを避けたいという方には、チタンの方がより適している選択肢と言えるかもしれません。

お手入れ方法は?

チタンは非常に安定した金属なので、特別なお手入れは基本的に不要です。皮脂などで汚れた場合は、柔らかい布で優しく拭き取るか、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、しっかりと水分を拭き取れば、美しい輝きを保つことができます。

1mm軸のセカンドピアスはチタン製がおすすめ!5選

【スワロフスキー 誕生石 セカンドピアス(純チタン・18G/1.0mm対応)】

おすすめポイント

  • ポストとキャッチが純チタン製で、肌にやさしい仕様です。
  • 18G(1.0mm)ポストが選べ、セカンドピアスとしてホール維持に適しています。
  • 10mm/12mmのロングポストが選択でき、耳たぶの厚みに合わせやすい設計です。
  • さりげない一粒スワロフスキーで、日常使いからお仕事まで幅広く活躍します。
  • レビュー評価が高く、つけっぱなしで快適との声が多数寄せられています。

【つけっぱなし 三日月 セカンドピアス 6mm(純チタン・18G/1.0mm対応)】

おすすめポイント

  • ポスト・キャッチが純チタンで、金属アレルギーに配慮された設計です。
  • 18G(1.0mm)ポストが選べ、セカンド期のホール安定に心強い太さです。
  • ポスト長は10mm/12mmから選べ、つけっぱなしでも快適さを保ちます。
  • ミニマルな三日月モチーフで、耳元に上品なアクセントを添えます。
  • 実使用レビューでも「太軸で安定・つけっぱなしOK」と高評価が見られます。

【つけっぱなし クリスタルボール セカンドピアス(純チタン・18G/1.0mm対応)】

おすすめポイント

  • 純チタンのポスト・キャッチで、長時間の装着でも肌トラブルを抑えやすいです。
  • 18G(1.0mm)ポストを選べ、セカンドピアス用途にしっかり対応しています。
  • 10mm/12mmのロングポストから選べ、圧迫感を軽減しやすいです。
  • クリスタルの透明感が美しく、シンプルながら清潔感のあるデザインです。
  • レビューでも「輝きがきれい」「つけっぱなしで快適」と好評です。

【サファイア セカンドピアス 4mm(純チタン・18G/1.0mm対応)】

おすすめポイント

  • ポストが純チタン製で、敏感肌の方にも配慮された素材です。
  • 18G(1.0mm)ポストが選べ、ホールをしっかり保ちたい時に安心です。
  • 10mm/12mmのロングポスト設定で、耳たぶの厚みに合わせて調整可能です。
  • 深みのあるサファイアの色味が、大人の上品さを引き立てます。
  • みんなのレビューでも高評価が多く、つけ心地に満足の声が集まっています。

【淡水パール セカンドピアス 8mm(純チタン・18G/1.0mm対応)】

おすすめポイント

  • 純チタンのポストで、日常的なつけっぱなしでも快適さに配慮しています。
  • 18G(1.0mm)の太さが選べ、セカンドピアスとしてホール維持に適しています。
  • 10mm/12mmのロングポストから選択でき、圧迫や埋まり込みを避けやすいです。
  • 8mmパールは程よい存在感で、フォーマルからカジュアルまで幅広く使えます。
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