チタンと樹脂のピアス、結局どっちがいい?メリット・デメリットを比較
Liora専属ライターのMioです。私も昔、金属アレルギー(金アレ)でピアス選びに本当に苦労しました。
この記事では、チタンピアスと樹脂ピアスのメリット・デメリットを徹底比較し、素材選びの疑問にお答えします。
せっかくおしゃれをしようと思っても、着けたらすぐにかゆくなったり、赤くなったり…。
そんな中で出会うのが、「チタン」と「樹脂」のピアスですよね。 「どっちも金アレに優しいって聞くけど、結局何が違うの?」 「ファーストピアスにはどっちがいいんだろう?」 その気持ち、すごく分かります。素材選びって、本当に迷いますよね。
この記事では、そんなあなたの悩みに寄り添いながら、金アレ経験者の私が「チタンピアス」と「樹脂ピアス」のメリット・デメリットを、分かりやすく徹底的に比較していきます。 この記事を読めば、あなたがどちらを選ぶべきか、きっとクリアになりますよ。
そもそも「チタンピアス」とは?
まずは「チタン」から見ていきましょう。 最近よく耳にする「チタンピアス」ですが、実はとても優秀な素材なんです。
医療用にも使われる「サージカルチタン」
チタンにも色々ありますが、ピアスでよく使われるのは「サージカルチタン」と呼ばれるものです。 これは、医療現場で人工骨やインプラント(歯の根っこですね)など、体内に埋め込む器具にも使われるくらい、体に優しい金属なんですよ。
「金属なのに、金アレは大丈夫なの?」と思うかもしれません。 そこがチタンのすごいところです。
なぜ金アレが起きにくい?強力なバリアの秘密
金属アレルギーは、汗などで金属がわずかに溶け出して「金属イオン」になり、それが体に入り込むことで起きます。
チタンは、空気や水に触れると、表面に「不働態皮膜(ふどうたいひまく)」という、とても強力で安定したバリア(膜)を瞬時に作ります。 このバリアが、金属が汗で溶け出すのをガッチリ防いでくれるんです。 だから、金属イオンが体内に流れ出しにくく、金アレが極めて起きにくいとされています。
「樹脂ピアス」とは?
次に「樹脂ピアス」です。 これは、いわゆる「プラスチック」で作られたピアスのことですね。
樹脂(プラスチック)の種類
樹脂ピアスにも、ポリプロピレン(PP)やポリカーボネート(PC)、テフロン(PTFE)など、色々な素材が使われています。 雑貨屋さんなどで、カラフルで可愛いデザインのものが安価で売られているのをよく見かけます。
金アレの心配は本当にゼロ?
樹脂は金属ではないので、「金属アレルギー」そのものが起きる心配はありません。 「じゃあ、樹脂が一番安心じゃない?」と思いますよね。
でも、実は樹脂ピアスには、金アレとは別の注意点があるんです。 これが、素材選びの大きなポイントになってきます。
【徹底比較】チタン vs 樹脂 メリット・デメリット早わかり表
ここで一旦、チタンと樹脂の主な違いを表にまとめてみましょう。 どっちにどんな特徴があるのか、パッと見て比べてみてください。
| 比較項目 | チタン(サージカルチタン) | 樹脂(プラスチック) |
|---|---|---|
| 金アレ | 極めて起きにくい | 金属ではないので起きない |
| 衛生面 | 傷がつきにくく清潔 | 傷がつきやすく雑菌が繁殖しやすい |
| 耐久性 | 非常に高い(丈夫・錆びない) | 低い(折れる・変形しやすい) |
| 重さ | 非常に軽い | 非常に軽い |
| 価格 | 樹脂よりは高価 | 非常に安価 |
| デザイン | シンプルなものが多い | 豊富(カラフル・大ぶり) |
| 長期使用 | ◎(おすすめ) | ✕(非推奨) |
| ファーストピアス | ◎(最適) | ✕(非推奨・トラブル多発) |
チタンピアスのメリット(良い点)
表を見てもらったところで、もう少し詳しくそれぞれの良い点を見ていきましょう。 まずはチタンからです。
1. 金アレが極めて起きにくい安心感
なんといっても、これが最大のメリットです。 さっきお話しした「強力なバリア」のおかげで、金属が溶け出す心配がほとんどありません。 金アレに悩んできた人にとって、この「着けても大丈夫かも」という安心感は、何物にも代えがたいですよね。
2. 丈夫で長持ち(耐久性)
チタンは「丈夫さ」も特徴です。 硬くて傷がつきにくいので、毎日着けていても輝きが失われにくいです。 うっかり落としたり、何かにぶつけたりしても、簡単に壊れたり変形したりしません。
3. 軽い着け心地
「金属」と聞くと重そうなイメージがあるかもしれませんが、チタンは金やプラチナ、ステンレスと比べてもかなり軽い金属です。 着けているのを忘れるくらい軽くて快適なので、耳への負担も少ないんですよ。
4. 錆びや変色に強い
汗や水にも強いので、お風呂やスポーツの時でも着けっぱなしOKな製品が多いです。(※デザインによります) 錆びたり、黒ずんだりといった変色がほとんどないので、長くキレイなまま使えるのも嬉しいポイントです。
チタンピアスのデメリット(注意点)
もちろん、チタンにも少しだけ注意点があります。
1. 樹脂に比べると価格は高め
樹脂ピアスが数百円から買えるのに対し、チタンピアスは少しお値段が張るものが多いです。 とはいえ、サージカルステンレス(チタンと同じく医療用に使われる金属)よりは高価ですが、金やプラチナに比べればずっと手頃です。 「安心と耐久性を買う」と考えれば、納得できる価格かな、と私は思います。
2. デザインの幅がやや限られることも
チタンはとても硬い金属なので、加工が難しいという側面があります。 そのため、金や銀のように、すごく繊細で華奢なデザインや、複雑な形のものは作りにくい場合があります。 最近は技術も進んで、おしゃれなものも増えていますけどね。
樹脂ピアスのメリット(良い点)
次に、樹脂ピアスの良い点です。 手軽さが魅力ですよね。
1. とにかく安価で手に入りやすい
最大のメリットは、やっぱり「価格」です。 雑貨屋さんやネットショップで、本当に安価に手に入ります。 色々なデザインを気軽に試したい人には、とても魅力的ですよね。
2. デザインやカラーが豊富
樹脂は加工がしやすく、色も自由につけられます。 だから、大ぶりなデザイン、カラフルなもの、個性的な形のピアスがたくさんあります。 「今日はこの服に合わせて、この色のピアスがしたい!」という時に、選択肢が多いのは楽しいです。
3. 透明タイプはピアスホール維持に便利
樹脂ピアスには「透明ピアス(透ピ)」と呼ばれるタイプがあります。 学校や職場でピアスが目立たないようにしたい時、ホールが塞がってしまうのを防ぐために使う人も多いですね。 これは樹脂ならではの便利な使い方です。
樹脂ピアスのデメリット(注意点)
ここが一番大切なポイントです。 樹脂ピアスは、安くて可愛い反面、肌トラブルの視点から見ると、大きなデメリットがあるんです。
1. 傷がつきやすく雑菌が繁殖しやすい
樹脂は素材としてとても柔らかく、表面に目に見えないほどの細かい傷がつきやすいんです。 ピアスを着けたり外したりする時や、ちょっと拭いただけでも傷がついてしまいます。
そして、その細かい傷の中に、皮脂や汗、雑菌が入り込んで溜まってしまうんですね。 これが、かゆみや炎症、化膿といった肌トラブルの大きな原因になります。 金アレではないのに、樹脂ピアスで荒れてしまう人は、これが原因の場合がとても多いんですよ。
2. 柔らかく、変形や破損しやすい
柔らかいということは、壊れやすいということでもあります。 ポスト(軸)が簡単に曲がってしまったり、キャッチが緩くなってすぐに無くしてしまったり。 寝ている間に折れてしまうこともあります。 耐久性は、チタンと比べると雲泥の差です。
3. 長期使用やファーストピアスには不向き
これらの理由から、樹脂ピアスは長期間つけっぱなしにするのには全く向いていません。 特に、ピアスホールがまだ完成していない「ファーストピアス」として使うのは、絶対に避けてください。
デリケートな開けたてのホールに、雑菌が溜まりやすい樹脂を入れるのは、トラブルを招くようなものです。 ピアススタジオや病院でも、ファーストピアスには医療用チタンやサージカルステンレスが使われるのが一般的です。
4. 癒着(皮膚とくっつく)のリスク
これは稀なケースですが、特にホールが安定していない時期に樹脂ピアスを長期間入れていると、皮膚がピアスの表面とくっついてしまう「癒着(ゆちゃく)」を起こす可能性もゼロではありません。 こうなると、外す時に皮膚を傷つけてしまい、大変なことになります。
結局、どっちを選ぶべき?シーン別のおすすめ
チタンと樹脂、それぞれの特徴が分かってきましたね。 では、あなたはどちらを選ぶべきでしょうか? Mioとしてのアドバイスを、シーン別にまとめますね。
ファーストピアスや安定期なら「チタン」
もしあなたが、今ファーストピアスを選んでいる、またはホールがまだ安定していないなら、迷わず「チタン(サージカルチタン)」を選んでください。 衛生面、安全性、耐久性、どれをとってもチタンが最適です。 ホールが完成するまでの数ヶ月間、安心して着けっぱなしにできます。
短時間のおしゃれやサブピアスなら「樹脂」
「もうホールは完全に安定している」 「今日は友達と数時間だけ会うから、この服に合う安いピアスが欲しい」 という場合は、「樹脂」も選択肢になります。
ただし、着けるのは本当に短時間にして、帰宅したらすぐに外して、ホールもピアスも清潔にすることを心がけてください。 そして、そのまま寝てしまったり、何日も着けっぱなしにしたりするのは絶対にダメですよ。
金アレ体質さんが長く使うなら「チタン」
私のように金アレ体質で、これから先も長く安心してピアスを楽しみたい、という人には、やはり「チタン」をおすすめします。 樹脂のように頻繁に買い替える必要もなく、衛生的に使い続けられます。 日常使いのメインピアスとして、一つ良いものを持っておくと本当に安心感が違いますよ。
迷ったら「長く使える安心感」を大切に
チタンと樹脂のピアス、どちらにも良い点と注意点がありましたね。
私も昔、安いからと樹脂ピアスを試したことがありますが、やっぱりホールが不安定になってしまって…。 結局、怖くなってやめてしまいました。
その点、サージカルチタンに出会ってからは、そうした不安がなくなりました。 ピアス選びで迷ったら、「手軽さ」よりも「長く使える安心感」を優先するのが、金アレ経験者としての私からのアドバイスです。
あなたが毎日安心してピアスを楽しめるように、Lioraでもサージカルチタンを使った、肌に優しくて素敵なピアスをたくさん揃えています。 もし素材選びで迷ったら、ぜひ一度、私たちの製品も選択肢の一つとして見てみてくださいね。 あなたのピアスライフが、もっと楽しくなるお手伝いができたら嬉しいです。
【ご紹介】金属アレルギーにおすすめのチタンピアス
記事の途中ですが紹介させて下さい。
「ピアスをつけると痒くなる」「赤くなってしまう」——
そんな金属アレルギーの悩みを持つ方に人気なのが、チタン素材のピアスです。
医療器具にも使われるほど肌にやさしく、毎日つけっぱなしでも安心。
Lioraは、肌にやさしいピアスに特化したブランドです。
サージカルチタン(医療用チタン)を使用したピアスを展開しており、
シンプルで上品なデザインが多く、金属アレルギー対策とおしゃれを両立できます。
実際のラインナップもぜひご覧ください。
毎日つけっぱなしでも安心できるピアスをご紹介
Lioraでは、医療用グレードのサージカルチタンを使用したピアスを展開しています。
肌にやさしく、シンプルで上品なデザインが多いため、
ファーストピアスとしても、普段使いとしてもおすすめです。
こんな方におすすめ
- ピアスホールを安定させたい
- はじめてのピアスで痒くならないか心配
- お風呂や寝るときもつけっぱなしにしたい
- 金属アレルギーでも安心して使いたい
- シンプルで上品なデザインのピアスが欲しい
Lioraのチタンピアス ラインナップ

Baguette Step Bar|バゲット・ステップ バー
¥3,480

Classic Stud|クラシック・スタッド
¥2,800

Cross Pave Huggie|クロス・パヴェ フープ
¥5,380

Everyday Huggie|エブリデイ・フープ
¥1,780

Five-Petal Bloom|ファイブペタル・ブルーム
¥3,980

Glimmer Pave Huggie|グリマー・パヴェ フープ
¥5,980

Granule Square Bar Labret|グラニュール スクエア バー ラブレット
¥3,200

Half-Heart CZ|ハーフハート CZ
¥3,450

Heart CZ Center Labret|ハート CZ センター ラブレット
¥3,850

Milky Way Arc|ミルキーウェイ アーク
¥3,600

Mini Pave Huggie|ミニ・パヴェ フープ
¥4,480

Mini Square Duo Labret|ミニ スクエア デュオ ラブレット
¥3,480

Petite Blossom Cluster|プチ・ブロッサム クラスター
¥3,850

Petite Heart Labret|プチ ハート ラブレット
¥3,200

Prong Solitaire|プロング・ソリテール
¥2,800

Quad CZ Labret|クアッド CZ ラブレット
¥3,850

Ribbon Bow|リボン・ボウ
¥3,200

Ribbon Knot Labret|リボン ノット ラブレット
¥3,480

Round Accent Labret|ラウンド アクセント ラブレット
¥1,280

Tiny Metal Plate Labret|タイニー メタルプレート ラブレット
¥3,200

Twinkle Star Labret|トゥインクルスター ラブレット
¥3,850

















































